Q&A

拝観された方からの質問に、少しずつお答えいたします。

(恐れ入りますが、画像の無断転用はご遠慮下さい。)

Q1: 聖鐘はいつ鳴らされるのでしょうか?

A1: 時報用としては、毎日午前6時、正午、午後6時の計3回です。

祈祷時ですと、開式を告げる午後6時、午前10時。また日曜日のみ、重要な場面を知らせるために正午前、閉式散会となる午後1時過ぎ(進行具合によります)にもそれぞれ鳴らされます。

これ以外は、新年、震災発生時刻、葬儀が行われた際の出棺時、結婚式の新郎新婦入退堂などにも聖鐘が用いられます。

近隣の方にはご迷惑をお掛けしておりますが、今後とも何卒ご理解・ご協力を賜わりますよう、よろしくお願い申し上げます。

2018年9月に、全部で16口の鐘を持つ鐘楼となりました。

Q2: 主聖堂イコノスタスの南北門にそれぞれ書かれている、謎の生き物の正体は何でしょうか?

A2: 正教会の伝統で書かれた「天使」の一形態です。

イザヤ書6:2の「(セラフィムは)それぞれ六つの翼を持ち、二つをもって顔を覆い、二つをもって足を覆い、二つをもって飛び交っていた」という記述に基づいています。

聖職者が手にする『奉事経』245頁には、この正教会訳も記されています。「多目のヘルワィムは爾を讚美し、セラフィムは爾を環りて立つ、各六翼あり、二翼其面を蔽い、二翼其足を覆い、二翼を以て飛び、緘じざる口、默さざる讚美を以て互に相呼ぶ」。

上から順に南門、北門のイコン。「ヘルワィム」と「セラフィム」両者の特徴が、混同されているようにも見受けられます。

Q3: 大聖堂の中央に置かれた赤い壇は何でしょうか?

A3: 正教会の高位聖職者「主教」が、信徒の中心で祈祷するための場所です。一般的に「大聖堂」の呼称は、聖堂規模の大小に関わらず、そこが「主教座教会(カテドラル)」であることを示す場合に用いられます。国内で主教座が常設されている教会は、東京、京都、仙台の三箇所です。

主教が立つオルレツには、町を俯瞰する鷲が配されています。