生神女進堂祭の聖体礼儀に、ハバロフスク神学校にて教鞭を執られるニコライ・ヴォロジュビト神父様が、5名の信徒を引率のうえ陪祷されました。最近は、亜使徒聖ニコライの軌跡を辿って来日する、ロシアの巡礼団が増加傾向にあるようです。
12/4 生神女進堂祭
幼い生神女マリヤさまが神殿に捧げられたお祭りです。クリスマスに至る道のりの重要な一幕として記憶されます。
生神女誕生→生神女進堂→生神女福音→主イイススの降誕
↑徹夜祷で祝福を待つ五つのパン、穀物、赤ワイン、オリーブ油
☆ワンポイント講座
以下の箇所には、マリヤさまが「神の聘女(かみのよめ)」と呼ばれるヒントが記されています。
童貞女よ、爾は主の殿に於て天の糧に養われて、世界の爲に生命の糧たる言を生み給えり、爾は彼の爲に選ばれたる至りて無玷なる殿として、神゜に藉りて奧密に預め定められて、神父に聘定せられたり。(『祭日經』1149頁, 生神女進殿祭の早課「凡そ呼吸ある者」の讚頌より)
11/19 ニコライ小野主教座下の墓地祈祷
本日は、昭和31(1956)年に永眠された、故ニコライ(小野帰一)主教座下の記憶日です。心配されていた天候も回復し、むしろ夏のような暑さとなった中、ダニイル府主教座下の司祷によって墓地祈祷が執り行われました。永遠の安息をお祈り申し上げます。
東京・谷中の主教墓地にて(画像の無断転用はご遠慮願います)